約 1,209,895 件
https://w.atwiki.jp/bcs_toho/pages/115.html
通称 オフィサーズ1 オフィサーズ2 オフィサーズ3 オフィサーズ4 オフィサーズ5 本名 不明 出身 鋼鉄世界 初出 6話 その他プロフィール SH-60Jを使用する掃海部隊のハズだが輸送や偵察もこなす。 副長の使いっ走りと化している。
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/131.html
51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/06(木) 03 32 22 ID h4MVxg6s0 TBSの深夜番組「有田とマツコと男と女」みたら、電波を拾った。 桐乃「あんた、ちょっと話があるんだけど」 京介「あ、なんだ?」 桐乃「今日からあたしがいいと言うまで『高坂・D・京介』と名乗りなさい」 京介「はあ?」 桐乃「ワンピースのモンキー・D・ルフィーみたいなもんよ、あんたは地味なんだから、名前くらい派手にしてよ」 京介「(もう、めんどくせーな)はいはい、わかりました。おれは高坂・D・京介です。これでいいか?」 桐乃「Dは、妹が許可するまで外せません、って、ちゃんと説明してよね」 京介「(もう、ほんとーに、めんどくせーな)おれは高坂・D・京介です、Dは、妹が許可するまで外せません。これでいいか?」 桐乃「あ、いいわ、それで、特に女性の前ではちゃんと言いなさいよ」 京介「ああ、わかったよ。もう、いいか」 桐乃「あと東大の陸上部に入って、箱根駅伝を目指しなさい」 京介「エエエエェェェェェエエエエ、なんだそりゃ?」 桐乃「そ、そりゃ、やっぱり、せっかく大学にいくなら東大はいって箱根駅伝でしょ」 京介「はいはい、東大に合格できたらな」 桐乃「あんた、絶対に約束だからね」 桐乃「(Dって童貞のことなんだけど兄貴は知らないみたいね。 兄貴が童貞&シスコン宣言すれば、悪い虫がつく心配ないし。 これもマツコさんと有田さんの番組のおかげね。 あと兄貴より地味な陸上部の東・D・大貴さんw もう少しあたしが大人になったら、あ、あたしが許可してあげるからね)」 55 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/01/06(木) 04 56 25 ID ods8ACuk0 51 それ、番組みてないと、面白さが全くわからないぞ。 東大は童貞が多い。男女比8 2で、イケメンくんでも、金髪でも、童貞。 陸上部では、長距離は童貞ばっかり、しかし、なぜか短距離は童貞が少ない。 その上で東大陸上部の長距離の東くんのまわりでは、モンキー・D・ルフィーみたいな称号をつけるのが流行っている。D=童貞。 という話だったはずだ。 -------------
https://w.atwiki.jp/sw10/pages/133.html
精霊魔法リスト 精霊魔法リスト [#uf0b5331] Lv1 [#k70e2a5c] Lv2 [#j54b8ba5] Lv3 [#o4aca81c] Lv4 [#pc06773d] Lv5 [#fe803f20] Lv6 [#ab9412dc] Lv7 [#qe218fd0] Lv8 [#x6fbab15] Lv9 [#q139d0ff] Lv10 [#u464e9d5] 恐怖表 [#u4c9a92a] 表記 (L)は「LODOSS ISLAND WORLDGUIDE」に掲載 (P)は「プロミジー急転」に掲載 (N)は「ナイトブレイカーズ爆発!」に掲載 Lv1 魔法 消費精神 距離 範囲 時間 効 果 抵抗 ファイアボルト(火) 5 10m 個人 瞬間 敵一人に対して打撃力10+魔力ダメージ。 ウィンドボイス(風) 3 500m 半5m 1時間 目標の場所に発生している音を聞く。 スネア(土) 3 10m 個人 瞬間 目標を転倒させる。回避力−2 デストラクション(精神) 3 10m 個人 1R 相手の精神集中を撹乱する。 ピュリフィケーション(水) 3 10m 10? 瞬間 10リットルの水から不純物を取り除き、完全な真水に変える。 ブラウニー 3 建物内 建物内 睡眠中 家の中の雑用を行わせる。 Lv2 魔法 消費精神 距離 範囲 時間 効 果 ウィル・オー・ウィスプ(光) 6 20m 半5m 1時間 半径5mの空間を照らし、ぶつければ相手に打撃力10のダメージ。 ウォータースクリーン(水) 6 10m 個人 18R 炎によるダメージを1点減点。 コンフュージョン(精神) 6 10m 個人 18R 目標を混乱させる。 シェイド(闇) 6 20m 半5m 1時間 半径5mの空間を闇に照らし、ぶつければ精神に打撃力10のダメージ。 ファナティシズム(精神) 6 10m 個人 18R 精神を高揚させ、攻撃力+2、回避力−2。男性のみ習得可能。 ホールド(土) 10 10m 個人 18R 相手の動きを止める。攻撃力−2、回避力−2。 Lv3 魔法 消費精神 距離 範囲 時間 効 果 インビジビリティ(その他) 12 術者 術者 精神集中 姿を消す。 ストーンブラスト(土) 12 30m 個人 瞬間 目標に石つぶてをぶつけて打撃力20+魔力のダメージを与える。 ウォーターブリージング(水) 9 10m 個人 1時間 水中での呼吸を可能にする。 バインディング(植物) 12 10m 個人 18R 移動できなくする。回避力−4。 サイレンス(風) 15 30m 半5m 18R 半径5mの空間でのあらゆる音を消す。 コントロールスピリット 15 10m 下位精霊1体 永続 下位精霊を支配し、物体に封じ込めておける。 ヒーリング 15 接触 個人 瞬間 目標の生命力を完全に回復させる。女性のみ。 ミュート(風) 9 10m 個人 18R 目標の発する音をうち消す。 シャドウボディ(闇) 12 10m 個人 18R 回避力+1。暗視可の敵には無効。(L) Lv4 魔法 消費精神 距離 範囲 時間 効 果 ウォーター・ウォーキング(水) 12 個人 個人 1時間 水の上を歩くことができる。 シンク(水) 16 10m 個人 1時間 個人及び小舟大のものを水の底に沈める。 スリープ(精神) 20 接触 個人 永続 相手を眠らせる。呪文で解除されない限り永遠に眠り続ける。 トンネル(土) 16 10m 10m 18R 土や石でできた壁や床に直径2m、長さ10mの穴を掘る。 フィア(精神) 12 10m 個人 18R 相手を恐怖に陥れる。 レストアヘルス(生命) 20 接触 個人 瞬間 毒や病気を完治させる。女性のみ。 ウッドメモリー(植物) 12 接触 樹一本 精神集中 樹の一年前までの記憶を読み取る。(P) スリップ(氷) 12 10m 個人 18R 相手の足を滑らせ転倒させる。(P) Lv5 魔法 消費精神 距離 範囲 時間 効 果 コントロール・プラント(植物) 20 10m 植物一つ 精神集中 植物を一体、支配できる。 チャーム(精神) 25 20m 個人 1週間 目標を魅了する。 バルキリー・ジャベリン(精神) 25 20m 個人 瞬間 光の槍を投げつけて、打撃力30+魔力のダメージを与える。男性のみ。 ミサイル・プロテクション(風) 20 20m 半5m 18R 飛び道具による攻撃をすべて防ぐ。 シュートアロー(風) 20 30m 個人 瞬間 術者の持っている矢を確実に命中させ、打撃力20+魔力のダメージを与える。抵抗不可だが防具による防御が可能。また、ミサイル・プロテクションとは干渉しあって相殺する。 ストィーニィスキン(土) 30 術者 術者 18R ダメージ減少+2。筋力+6。(P) Lv6 魔法 消費精神 距離 範囲 時間 効 果 コントロールサウンド(風) 24 術者 半30m 精神集中 音の伝わり方を自由に操作できる。 スピリットウォール 30 30m 10×3m 1時間 それぞれの精霊力で壁を作る。・ウィスプ 直視できないほどの光。打撃力10。・ウンディーネ 視線は通る。溺死の可能性あり。・サラマンダー 視線が通らない。打撃力10。・シェイド 壁周辺5mまで闇。精神点打撃力10。・シルフ 視線は通る。・ドリアード 防5、生100、再生10。・ノーム 防9、生400。・フラウ 防10、生300、打撃力10。 ディクリースウォータープレッシャー(水) 24 10m 個人 1時間 潜水時の水圧を緩和する。 プリザーブサウンド(風) 30 10m 半5m 発動後 特定の場所に音を記録し、伝える。 ウォータープレッシャー(水) 30 10m 個人 精神集中 潜水時の水圧を急激に増加させる(P) Lv7 魔法 消費精神 距離 範囲 時間 効 果 ウィンドストーム(風) 35 30m 半10m 18R 10kg以下のものは吹き飛ぶ。打撃力10。 クラック(土) 35 30m 個人 瞬間 攻撃力、回避力−4。打撃力30。 バルキリーブレッシング(精神) 28 10m 個人 18R 累積ダメージ50点まで無効。男性のみ。 プラントシェル(植物) 28 接触 半5m 1日 草木の避難所を作る。 フルコントロールスピリット 35 10m 下位精霊 永続 下位精霊一体を召還、完全に支配する。 エレメンタルウェポン 28 術者 術者 18R 精霊力の宿った武器を作る。(P) Lv8 魔法 消費精神 距離 範囲 時間 効 果 アイスコフィン(氷) 32 30m 柱の中 瞬間 1×1×2mの氷の柱に閉じ込める。 アイスストーム(氷) 40 30m 半10m 瞬間 氷の嵐を巻き起こす。打撃力30。 カレント(水) 32 10m 20m 1時間 水の流れる方向を変える。 サフォケイト(風) 40 10m 個人 18R 窒息させる。呼吸しない敵には無効。 ナイトメア(精神) 40 無限 個人 儀式中 毎夜悪夢を見せて衰弱させる。 ファイアストーム(火) 40 30m 半10m 瞬間 炎の嵐を巻き起こす。打撃力30。 メイズウッズ(植物) 40 術者 半500m 1日 迷いの森を作り、出られなくする。 Lv9 魔法 消費精神 距離 範囲 時間 効 果 アースクエイク(土) 45 30m 半10m 18R 攻撃力、回避力−4。打撃力30。 フリーズ(氷) 36 30m 個人 瞬間 瞬間冷凍し、即死させる。 メイルシュトローム(水) 45 500m 半50m 18R 大渦巻きを作り、船などを沈める。 Lv10 魔法 消費精神 距離 範囲 時間 効 果 ニュートラライズエレメント 50 術者 半100m 18R 上位精霊一体を召還、精霊力を中和する。 コントロールスピリットロード 200 10m 上位精霊 永続 上位精霊を支配できる。(N) 恐怖表 2D 効 果 2〜3 目標はバーサークする。攻撃力+2、回避力−4。理性を保てず、魔法も使用不可。 4 目標は恐慌に襲われる。あらゆる成功ロールに−1のペナルティーを受ける。 5 目標は恐慌に襲われる。あらゆる成功ロールに−2のペナルティーを受ける。 6 目標は恐慌に襲われる。あらゆる成功ロールに−3のペナルティーを受ける。 7 目標は逃げ去る。それが出来なければバーサークする。 8 目標は逃げ去る。それが出来なければあらゆる成功ロールに−3のペナルティーを受ける。 9 目標は逃げ去る。それが出来なければ一切行動できない。 10〜11 目標は恐怖に凍り付き、一切行動が出来ない。 12 目標は気絶する。一時間後に目覚める。
https://w.atwiki.jp/tansaku_si/pages/19.html
古物ばか。あんまり日本にいない
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/346.html
http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1293190574/42-44 クリスマスの無聊第2弾、今度は 桐乃×京介 ……ネタ被りなんてキニシナイ! 「で……なんでまた今年も俺が引っ張り出されてるわけ?」 「はぁ? 何言ってんのよ……フラれたあんたが可愛そうだから、イブにこうやって連れ出したげたあたしにお礼の一つも無いワケ!?」 フラれてねぇ! ただ、向こうから「しばらく距離を置いた方が良いようね」って言われただけだ! 「それって『休刊のお知らせ』と同じだよね」 「薄々分かってるんだから言うなよ!」 畜生……クリスマス前に彼女に振られた兄に投げる言葉がそれって酷くね!? そりゃ、まあ家にこもってるよりはマシだけどよ…… おふくろなんか「浮気者には当然の天罰ね」なんてゲラゲラ笑ってやがるし……。 秋が別れの季節って決めたヤツとクリスマス を恋人の日に決めたヤツはこの世から絶滅しろ! 「……負け犬の表情やめてよ」 「今俺を負け犬扱いしたのおまえだよね!?」 泣きたいよ! これだったらまだ家でエロゲやってた方がマシだ! 今から帰ってみやびちゃんとパーティだ畜生! 「……ほら、こうすればいーじゃん」 「え、ちょオイ……」 桐乃が俺の手を取って歩き出す……まるで恋人のように。 「ほら、みんな見てるでしょ?」 「う……ま、まあな」 わが妹ながら……外見だけは素晴らしく魅力的……というか、道行くカップルの男だけでなく、女の方までも振り向く程に 目を引く容姿は、着飾った恋人たちで溢れる中でも一際輝いていた。 「どう、ちょっとは自信出た? ……あたしが時間作ってあげたんだから、感謝しなさいよね」 「あ、ああ……やっぱお前って凄いな」 「キョロキョロしないでよ、堂々としたら? ……その……あんたも……京介も意外と悪く無いわよ」 「そか、やっぱ俺って磨けば光る原石だったんだな」 「磨いたのがあたしだから、石ころでも玉になるのね」 「もとは石ころなのかよ!」 「河原の丸いヤツかな」 「ちょっとはフォローしろよ!」 『京介』ね……また恋人の振りかな? こんなくだらない会話していても……周りから見たら、やっぱりカップルに見えるんだろうな。 なんだかんだ言って、こいつと話していたら元気が出てくるから不思議なものだ。しかし……ダメ出しされっ放しってのもシャクにさわる…… と、ちょっぴり悪戯心が芽生える。 「ほら、行くよ」 「おう……危ないぞ」 ひょい、と車道側の桐乃を抱き寄せて位置を入れ替える。……コイツの事だから真っ赤になって怒り出すだろうな。 「……!? ……っ ……! あ、ありががと……」 ……アレー? 「お、おう……気をつけろよな……ど、どうかしたのか?」 ……? 怒らない……さ、さっきより距離が近い……というか密着……真っ赤だし……。 「ん……その……えっと、風邪気味なだけ、薬飲んでるし平気」 うわ、調子悪かったのか。 「帰るか?」 「ううん、大丈夫……でも、ちょっと寒いかな」 ……軽そうなショート丈のダウンジャケットを羽織ってはいるが……いつものように足を出し、薄手の生地ばかりの格好ではちょっと寒そうだ。 「どっかでちょっと温まっていくか」 「あっ……あたた、暖まってっ!? ……あ……」 手を解き、脱いだコートを背中からかけてやる。中に着てるセーターが分厚いので、こっちはそう寒くないし。 ……何をそんなに噛んでるんだ、俺のコート、クリーニングから返ってきたばかりだから、汚くなんかねーぞ。 「あっことかどうだ?」 「……ええ……っ!? ちょっ……! 待って、それ、そこはまだムリ! ムリだから!」 どこ見てんのおまえ? ガキじゃねーんだから、今時そのくらいでうろたえんなよ……てかみんな普通にしてるっての……ほら、行くぞ。 「ほら、行くぞ」 「う……こ、こうなったらやってやるわよ! 覚悟しなさいよねっ!」 ……何をだ? 「……」 「………………何これ?」 「何って……鍋だけど? いやー、空いててよかったなー」 「……フグ…………よね」 「おう、フグだ。今日は奢ってやるから気にせず食え」 コース料理だから値段変わらないけどな。またたかられるかもと思って、ちょっと多めに軍資金持ってきてたし。 でも、ウーロン茶とは言え、冬に鍋なんてちょっと大人の階段登った感じがするぜ……ケンタッキーで過ごしたあの日の俺よさらば! 「フツー、クリスマスにフグって無いよね」 何が言いたいのか知らんが、あったまるし高いんだぞフグ……養殖だけど、シメの雑炊とかは風邪にも良いし。 「勘違いしたあたしもアレだけど……せめてショットバーとか」 「冗談じゃねえ、おまえに酒なんか飲ませたのがバレたら親父に殺される」 そういうのは、おまえが書いたケータイ小説の中だけにしてくれ。最近、やっと親父に認められて今日だって門限も伸びたというのに。 ……それだって、日付変わるまでに帰らないとギリギリだぞ。あの2人、例年通りなら深夜過ぎだろうけど……。 「いいけどね、所詮あんたじゃこんなもんでしょ」 京介呼びサービス終了ですか……メイド喫茶よりサービス短いな……ん? 「なあ」 「何よ」 「勘違いって何? ショットバーの酒って、多分冷たいのしかないよな?」 「…… ……あっ、あるわよっ! 色々っ! た、多分!」 知ってるのか知らないのかどっちだよ。どーでもいいけど……あ、野菜は後から入れるんだ……。 「そう言うなよ、クリスマスに空いてるおしゃれな店なんて、渋谷に無いだろ……去年だって……」 やべえ……また思い出しちまった……。 「何考えてんのよ……あんたまさか……へ、部屋とかとってないでしょうねっ……!?」 「ないない! おまえこそバカじゃねーの!?」 有り得ないから! 妹となんて! ……いや、な、ないから! ……またくだらないことで喧嘩するなんてアレだな…… なんだかんだ言って、こいつなりに俺を元気付けようとしてくれた訳だし。 「ま、まぁとにかく食えよ……煮えてるぞ」 「……ニンジンいらない」 じやあ大根と春菊でも食え。 「ふいー……美味かったな!」 「…………美味しかったけど……センスが最悪……」 「悪かったな、あんま慣れてなくてよ」 「去年、あんだけ言ったのに全然成長してない」 しつこいなぁ……だいたいこの時期にそーいう店の予約なんて取れる訳ないだろうが。 「そういうおまえだって、まともなデートしたことも無いくせによく言うぜ」 「……ハァ?」 あやせからも、ちゃんと聞いてるんだからな……おまえに彼氏が居たこと無い事ぐらいお見通しだっての。 だいたい、御鏡の事だって出まかせだったじゃないか。 「偉そうに言ってるけど、おまえ彼氏居たこと無いだろ? 俺の方がまだデートしたことある分マシだな」 麻奈実だけどまぁ、一応ギリギリデートに勘定してもいいよな……こいつもそう言ってたし。 「あるわよ」 ……んなっ……いやまて落ち着け、嘘に決まってるのに動揺してどうする…… ふ~っ………………ま、また、強がりか嘘か? いい加減俺の前でまで見栄を張るのをやめろっての。 「へえ……どんなヤツ?」 「そうね、あんたより優しくて、あんたより頼りになって、あんたより……あたしの事をメチャクチャ好きでいてくれる人」 ……なっ……なんか具体的だな、まさかとは思うがおい……。 「ふふ、ふーん? すげーじゃん、まぁ、おまえと付き合えるようなそんなバカ、ドコにもいないだろうけどなー?」 「あっそ……居たらどうするの?」 ……。 「居るわけないだろ」 前にも言っただろ、今おまえを誰かに渡す気は無いんだよ。 「だから……もし、あたしに好きな人が居て、その人が……そんな素敵な人だったら」 ぜってーいねーね、居たとしても俺と親父を足したよりも凄いヤツじゃなきゃ……たとえそうだったとしても認めてやるもんか ……反対だっつーの。今だって、明日だって、10年先だって……変える気がない決意をまた語るだけだ。あとついでにぶっ飛ばす。 「ぶっ飛ばす」 「ふーん、どんな奴でも?」 「ああ、絶対にぶっ飛ばす」 「『殴れないような相手』かもよ?」 「くどい、俺は一度言ったことは必ず守る」 「…… ……ウソ付き」 くどいし……ウソって何の話だよ。てーか今度は機嫌よくなってるし……今の会話のどこに、こいつが調子づくような要素があったのか 皆目分からん。……女ってーのはつくづく意味不明な生き物だな。 「嘘じゃねえ、絶対に殴る」 「それも困るけど……まぁいいか……それで 『痛い目に遭うのは京介』 だしね~」 おまえが困ろうが俺が痛い目に遭おうが、ぜってーぶん殴る……それが誰であろうとな。 「そうだ、これ……もういらないからあげる」 にやにやと笑いながら、桐乃が小さな包みを投げてきた。ぽす、と受け取った紙袋を開けると、シルバーのストラップが出てきた。 「……わりぃ、俺……プレゼント用意して無い……」 「いいわよ、 『その人』 に渡すつもりだったけど、あんたに上げる」 「あ、ああ……じゃあ、今からでもおまえへのプレゼント、買いに行くか?」 「当ったり前でしょ……ほら、早くしないと今日中に帰れないよ?」 振り返る桐乃の耳に、あのピアスが光っていて…… 「気に入ってくれたんだな……」 と、少しだけ弾む心と……今の話がせめぎあって 心がざわつく。……昔の話なのか? いや、だけど……今の口ぶりじゃ進行形……!? 差し出された妹の手を握りながら、よぎる不安を打ち払う。こいつにそんな男がいたら…… ……構うものか、とりあえず誰であろうとぶっ飛ばすだけだ……こいつを他の男になんか渡せるかって…… こいつのそばに居ていいのは俺だけなんだって、そう言ってやるよ。 ……なんてったって、俺は頭がおかしいくらいのシスコンなんだからな……簡単に納得してやるなんて思うなよ? まだ見ぬ敵役の顔を思い浮かべて、自由な方の拳にギュッと力を込め……そして、ショーウィンドーに映る姿に向かってその拳を突き出す。 「おめーなんか、一発だぜ」 (おわり)
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1057.html
920 名前:【SS】京介のバナナと桐乃のプリン 1/2[sage] 投稿日:2011/08/26(金) 15 42 26.13 ID lYdT7bbD0 [2/6] 京介「桐乃、おまえのプリン美味しいな」 桐乃「あ、兄貴のバナナも美味しいよ」 京介「おまえのプリンはすべすべフワフワぷるぷるで、触れる度に揺れて、めちゃくちゃ柔らかい。 最高だ。病みつきになるぜ」 桐乃「兄貴のバナナも大きくて、太くて、ハマっちゃいそう・・・・・・」 京介「桐乃、もうちょっとだけいいか?」 桐乃「いいよ、兄貴なら・・・・・・ その代わり、このバナナ・・・・・・」 京介「ああ、いいぜ。好きなだけ頬張りな」 桐乃「嬉しい・・・・・・!」 バタン! 大介「お前達!なにをやってるんだ!」 あやせ「お兄さん、桐乃に手を出したらブチ○すって言いましたよね?」 京介「親父!?あやせ!?」 桐乃「血相変えて、いったいどうしたの?」 大介「む?」 あやせ「あれ? その、なにしてるんですか?」 京介「見てわかるだろ? 桐乃が買って来てくれた『ぷるぷるプリン』と『俺のビッグマグナムチョコバナナ』を食ってるんだよ」 桐乃「昨日が毎月25日のプリンの日だったから、セールのプリンを買っといたんだ。 兄貴はプリンよりもチョコバナナの方がいいかなって思ってこっちにしたの。 昨日の夜食べるの忘れたから今食べてるけど」 大介「・・・・・・俺にはないのか?」 桐乃「お父さん甘いもの苦手でしょ?」 大介「母さんは?」 桐乃「さっき美味しそうにプリン食べてるの見たよ」 大介「(´・ω・`)」ショボーン あやせ「話はわかりました。 でもなんで桐乃のプリンをお兄さんが食べてて、お兄さんのチョコバナナを桐乃が食べてるんですか」 京介「桐乃が美味そうにプリン食ってるの見たら欲しくなってな」 桐乃「あたしも兄貴のバナナが食べたくなっちゃって・・・・・・」 あやせ「じゃあ、『いいよ、兄貴なら・・・・・・』というのは?」 桐乃「例えば加奈子に『一口いいよ』って言うと、目一杯頬張るでしょ? 兄貴ならちゃんと加減して食べてくれるから、別に良いよって」 あやせ「そうだったんだ・・・・・・ ごめんね、二人でデザート食べてるところに突然押しかけちゃって」 桐乃「ううん。別に気にしないよ。 あやせもチョコバナナ食べる?」 あやせ(お兄さんのバナナを食べた桐乃との間接キス!? だ、駄目!そんなことしたら失神しちゃう!) あやせ「わ、私は遠慮しとく。ダイエット中だし。 庭の加奈子の隣でかき氷でも食べるから」 あやせ(桐乃とお兄さんを二人きりにするのは心配だけど、何でここにいるのか聞かれても困るし、 私がすぐに現れることを知ってたらお兄さんも桐乃に手を出さないよね) あやせ「桐乃、お兄さん、私は失礼しますね。 お義父さんも行きましょう」 大介「ああ。 ところで、いま不自然な響きだった気がしたが・・・・・・」 バタン 921 名前:【SS】京介のバナナと桐乃のプリン 2/2[sage] 投稿日:2011/08/26(金) 15 42 47.91 ID lYdT7bbD0 [3/6] 京介「ふう、行ったか。 一体なんだったんだろうな。 何故かあやせもいたし」 桐乃「うん。なんだったんだろうね。 お父さんもあやせもなにを勘違いしたんだろうね」 京介「ほら、桐乃、俺はもう満足したから残りはおまえが食べてくれ。 おまえのプリンは最高だったぜ」 桐乃「うん、わかった。 じゃあ兄貴のバナナも返すね。 兄貴のバナナもステキだったよ」 京介「おう」 京介(ステキ?チョコバナナにステキって形容詞は変だが・・・・・・まあどうでもいいか。 それにしても・・・・・・このチョコバナナ、桐乃が口つけてたんだよな。 関節キスになるがいいのか?) 桐乃「はむ。 やっぱりこっちのプリンも美味しいね!」 桐乃(特に京介と間接キスなのが最高だよね!) 京介(桐乃、俺が使ったスプーンをそのまま使ったな。 桐乃は気にしてないみたいだし、それなら俺も気にしない方がいいか) 京介「はむ。 こっちのチョコバナナも美味いよな」 京介(どことなく桐乃の味がするような気がするが、そこもいいな) 桐乃(京介が、あたしが咥えたバナナを食べてる!)ドキドキ 京介「・・・・・・」パク 桐乃「・・・・・・」パク 京介「ご馳走さまでした」 桐乃「ご馳走しました」 京介「なんだそれは」 桐乃「あたしがご馳走したじゃん」 京介「まあそうなんだが・・・・・・ もう晩いしそろそろ寝るか?」 桐乃「甘いもの食べてからすぐ寝ると太るよ? 時間を置くか、ちょっと運動してから寝ないと」 京介「それもそうだけどよ・・・・・・ もう暗いし運動なんかできないだろ? あと何時間も起きてるのも身体に悪いしな」 桐乃「なら部屋の中で運動すればいいじゃん」 京介「部屋の中で運動? 狭くないか?」 桐乃「・・・・・・寝る前に、二人が一つの部屋でする運動って言えばなに?」 京介「き、桐乃?」 桐乃「ねえ・・・・・・ しよ?」 桐乃が京介を誘って行おうとしたステキな運動(二人一組で行うストレッチ及び筋トレ)は、 乱入したあやせたんによって中断されました。 -------------
https://w.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/511.html
時の流れは早いもの。月日は瞬く間に過ぎた。 春四月。 地元の志望校へ無事合格を果たした俺は、あと何日かで晴れて大学生になる。 新生活の節目を迎えようという今日、俺と加奈子は―― じつはケンカしてたりする。 いや、ケンカってほど大した事じゃない。あいつがちょっとヘソを曲げてるだけなんだが。 これがまた、微笑ましくも手強くて参ったもんだ。 「おっす、加奈子、お前のが早く来てるなんて珍しいな」 「……はよ」 これである。 可愛くねー!と言ってやりたい気持ちと、そんな不景気な面も可愛いなとからかってやりたい気持ちが相半ばする。 こうしてデートに繰り出すのも何回目だろう。 いちいち数えてられんくらいには二人一緒に居るのが馴染んできた。 いまの加奈子のご立腹がどれだけか正確には測れないが、今日も小洒落た格好で来てるところからすると、出掛けるのを楽しみにしてくれてはいるようだ。 もしかして拒否られるんじゃ…と、恐る恐るの内心をひた隠しに小さな手を取る。 僅かな静止。 のち、加奈子はチラと視線を寄越して普段通りに俺の手を握り返した。 自然と安堵の溜め息を漏らしていると、ご機嫌ナナメの姫君から叱責のお言葉。 「なに安心してんのよ。言っとくけど、加奈子まだ怒ってんだからね」 拗ねた様子にもかかわらず、俺たちは全くもっていつも通りの距離感で歩む。 申し合わせた訳でもないが、たまたま二人とも朝は抜いていたためカフェで軽食タイムに。 日曜であり、さらに春休みとあって、俺らと同年代の客が多く入っている。 「さてと、じゃぁ聞かせてもらおうじゃない。なんでこないだはアタシの誘い蹴ってあやせと街にいたワケ?」 「話せば長いことながらだな…」 「余計なボケはいらないから。」 「つれねぇやつー」 そんなシリアスにとるような中身でもないんだ。そう前置くと、無言で先を促された。 「前からの約束で買い物に行っただけだって。疚しいことはございません、だ」 「でも…」 ? 適当な言葉が浮かばないのか少し言い淀んで、加奈子は続ける。 「聞いてない。言ってくんなかった」 どうも、ただ買い物に行くだけなら何故一言断らなかったか、自分も一緒じゃ不都合だったのかと言いたいらしい。 やけにたどたどしく主張して、加奈子、怒ってるというより沈んでいる……んだろうか。 さすがに悪い事をしたと胸が痛む。 話さなかったのは、今日のために加奈子への贈り物を買いに行っていたから。 ただ俺のセンスだけでは不安でアドバイザーをあやせに頼んでいた、というのが事の顛末である。 恥ずかしながら事情を加奈子に打ち明けた。 あの程度でここまで凹まれるとは思いもよらなかったが、 怒らすならまだしも悲しませたとあっては俺の配慮が足りなかったと反省する他ない。 「というわけだ。スマン!」 思い切りよく頭を下げる。 馬鹿の一つ覚えと言うなかれ。いや言われても仕方無いが。 加奈子は幾らか溜飲を下げたようで、それでもまだ眉を八の字にしてツンツンしている。 「それにしたってさあ、加奈子本人をほっぽってあやせといくことなくない?」 「あぁ、悪かったよ。ホワイトデーの時みたく当人同士でって考えなくもなかったんだけどな…」 つい先日の回想が脳裏に浮かぶ。 あの日、俺がツッコミ役をしなきゃ、こいつはどんな「お返し」を用意してきたことか。 物思いに耽っていると、今度は正面の加奈子から盛大な溜め息。 「そ、そこまで責めんでも。勘弁してくれ、反省はしてる」 「……今のは別に、京介を責めてるとかじゃなくて……」 まだ何か言い切れない部分があったらしく、やりづらそうな顔でワシワシと頭を掻いている。 ついぞ見たことのない雰囲気。 このさき発せられる言葉に俺は姿勢を新たにする。 「前にもちょっと話したけど、アタシって自分で思ったより重い女かなぁ、…なんて、実感しちゃったり」 「んなことはないと思うぞ。前にも言ったけど」 「京介があやせと二人で買い物にいくだけで耐えらんない、短気な女だけど」 「まぁ、そういうものなんじゃねえの、一般的に。好いた惚れたってのは」 かく言う俺も、仮に加奈子が俺の知らないところで他の野郎と親しくしてたら取り乱すろうしな。間違いなく。 「でも、彼氏でもない男相手にだよ…?」 言わんとするところはわかるつもりだ。 だが、俺はそこに引け目を感じてほしくなかった。だから 「ok,ちょっと黙れ。こいつを受け取ってもらおう。せっかく買ってきたんだ」 カバンから小さな包みを取り出す。 プレゼントっつーにはやや大袈裟なぐらいの、あまり飾り気のない腕時計。 「俺のとペアなんだけどな。危うく男物の買っちまうとこだった。連れのお陰で寸前で回避したもんさ」 「連れとかー」 「おまえ今日は神経質すぎ。他意はねぇって。ホラ、着けて見せてくれ」 「うん」 加奈子が腕時計の包装を開ける間に、自分の腕に巻いたソレに一瞥をくれる。 『11 55am』 「わりと好みかも」 「そいつぁ良かった」 渡した時計に柔らかな笑みを浮かべる加奈子に、充足感が胸を満たす。 「でだ。さっきの、あやせのことだけどな」 「…うん」 「お前がそこまで抵抗あるなら、無断で二人で買い物とかは控えるから。安心しる」 「(しる…?)そんな言っちゃっていいの?」 「約束するよ」 「でも京介って、あやせのこと滅茶苦茶タイプって聞いてるけど。結構しつこくからんでたらしいじゃん」 誰が話したんだ、そんなん。まさか…あやせ本人か…? 「まぁ、確かにあやせたんはマジ天使だと今でも思ってるが」 「うへぇ……それ引くって、本気で。しかも結婚してくれとか言ったりもしたんでしょー」 い、一番聞かれてはならん人間の一人に伝わってたなんてな… いや気を取りなおせ。今はそれどこじゃない。 「撤回する、二度と言わない」 「ふーん。どうだか」 加奈子がヤレヤレの仕草で苦笑するので、満を持して俺は言う。 「結婚してくれなんていう相手は一人いれば充分だ。だろ?」 「ふぇ?」 「加奈子。俺の彼女になってほしい。結婚を前提に付き合わないか」 加奈子が固まった。 10秒が経ち、20,30……たっぷり一分以上オブジェのように硬化している。 そして時は動き出す。 「えぇと――エイプリルフール?」 「ん、今日は四月一日に違いないが、ネタでこうは言わないっつの」 それにだ 「だいいちエイプリルフールのドッキリが通用するのは正午までって決まってる」 告げると加奈子は素早くさっき腕に巻いたばかりの時計に目を走らせた。 「午後、だ」 「ああ」 我ながらなんちゅー滑稽なやり取りかと思う。 思うが、愛の告白なんてのは必ずしもロマンチックとは限らない。これくらいサバサバしててもいいだろう。 でないと俺自身あまりに恥ずくて耐えられんっ 「その、だいぶ待たせた……いつかの返事はもう決めてたが、やっぱしこういうのは俺から改めて言うべきかってな」 「ホントだよ、正直待ちくたびれて切なかったぞー」 「…泣くなって」 「ばか。こんなときくらい好きに泣かせろ」 泣き笑いの加奈子に、テーブル越しに小突かれる。そうこなくちゃな。 ちっと人目を集めすぎた、俺たちは飲み食いもそこそこに店を後にする。 「ついては今後の付き合いに関して話しとくことがある」 「あ、ん、なに」 ふわふわとした足取りで加奈子。こいつ大丈夫かぁ? 「これも言わないままにしててスマンが、大学通うのに家出ることにしたんだわ、俺」 「マジで?」 「マジです。この機に自立性を養うとかいう名目が半分、あと半分は言わなくてもわかってくれんだろ」 「え~と……」 「わかれよ、そんぐらいは。いつまでも親元で暮らしてちゃ逆に不自由もあるってこった。色々と、な?」 「色々と……!!……そっか、そういう…」 ようやく理解が及んだっぽい。慌てるさまがなんとも加奈子らしい 「お前のそんな鈍いとこも好きだぞ、うん」 「なにそれ微妙に喜べねー」 じゃれてくる加奈子を軽く制して、取り出したるは…… 「本日のプレゼント第二段だ。まだ引越しは済ませてねーけど、落ち着いたら遊び来いよ」 ありふれた形の、それでも特別な意味を持つ、銀色の鍵。 「ありがと……ぜってー行くから。もう毎日通うから」 「いや毎日はさすがに」 「え~~」 弾む足取りの加奈子をどうどうと宥めつつ、何となく通りの公園に寄った。 「とうとう恋人かぁ」 「そだな。つっても、ここしばらくの俺たちって実質付き合ってるようなもんだった気もするが」 「でも、だって『ようなもん』とじゃ大違いじゃん」 そりゃまあ。 「強いて言うと、もっと流れとか場所とかこだわるべきだったかもしれん。そこまで余裕がなかったわ」 「あの、プロポーズ?」 「プロポーズ、になるか。やっぱ」 「それ以外の何でもないって。心臓が飛び出るかと思ったもん」 まだ興奮冷めやらぬ様子で、加奈子は言う。 「京介。アタシのほうこそ改めてヨロシク。重い女だけど、そこは覚悟しろーってことで」 「まぁだ言ってんのか。重かないって……言ってる、だろ!!」 「うひゃっ」 あまりしつこいから、抱き上げてやる。 「どうよ、軽い軽い~」 「こらぁ、まーわーすーなー」 実のところ加奈子をどうこう言えないくらい浮かれていた俺は、所謂お姫様だっこのままグルグル…グルグルと… 二人揃って多幸感に笑いを張り上げ、 じきに回りすぎて気持ち悪くなって、また笑った。 俺をその気にさせたんだ、覚悟するのはお前のほうだ。 言ってやろうとしたんだが、ま、そのうち…
https://w.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/101.html
14 以下、名無しにか - 2010/11/03(水) 21 46 36.48 ID pAVpcRNnO 電話「prrrr」 京介「ん……電話か。……沙織からか」ピッ 京介「おう」 沙織『こんばんわでござる、京介氏』 京介「どうした?今日はおまえら三人で、飯食いに行くって話じゃ……」 沙織『いやー、それがですね京介氏』 京介「なんだ、またあいつら二人がケンカでもしたのか」 沙織『いえ、そういう類の話ではござりませぬ。……確かに、今日もきりりん氏と黒猫氏はそれこそ鼻面をぶつけあわんばかりの勢いで口論してはござるのですが』 京介「?じゃあなにが問題なんだ?」 16 以下、名無しにか - 2010/11/03(水) 21 55 22.60 ID pAVpcRNnO 沙織『問題はですね……なんといいますか……その、拙者自身、なのでありまして……』 京介「はぁ?」 沙織『いやー、なんというか、その』 京介「……なんだなんだ?らしくねぇな、物怖じなんかするようなタマじゃねぇだろおまえ」 沙織『まぁー、確かにそうでありますね……』 京介「???」 京介「とにかくおまえ、今どこにいるんだ?あいつらと一緒じゃないのか?」 沙織『え、えとですね。今はひとまず、みんなで食事をしている店のトイレにいるのでありますが』 京介「てことは、別に離れて行動してるわけじゃないんだな」 25 以下、名無しにか - 2010/11/03(水) 22 10 23.44 ID pAVpcRNnO 京介「まぁ、よくわからんが、俺との電話よりも、あいつらとの付き合いを優先すべきじゃねーのか?」 沙織『問題はですね……その二人なのでござる……』 京介「あん?」 沙織『京介氏……拙者、なんだか怖くなってきたでござる……』 京介「え……」 京介(……まさか、桐乃と黒猫は実は沙織のこと嫌ってて、沙織がトイレに行ってる間にあの二人が陰口叩いてるのを、トイレから帰ってきた沙織が聞いちまったとかそういう話か?!) 京介(……そういやどっかで聞いたことあんぞ、女子ってのは外面ばっかよくて、内っ側じゃすっげぇドロドロで腹黒い生き物だって……!) 京介「さ、沙織!!」 沙織『は、はいでござる!!』 32 以下、名無しにか - 2010/11/03(水) 22 30 43.44 ID pAVpcRNnO 京介「……今日は適当に用事つくって、一抜けしろ」 沙織『えっ?』 京介「そのあと、おまえは俺ん家に来い。桐乃は飯のあと、黒猫の家に泊まる予定なんだろ?」 沙織『そ、そうでござるが』 京介「だったら、今日ウチは親いねぇし、何の問題もねぇ。なんだったら泊まっていっても構わん。だからおまえはうちに来い」 京介(そうなりゃ、沙織はあいつらと一緒にいるのもつらいはず……。今は何でもいいから一緒にいさせないほうがいいな……) 沙織『あのー、拙者はとくにこだわりませんが、京介氏はそれでよいのでござるか?』 京介「俺の事情なんざ二の次でいいさ」 京介(うちの妹の愚行だからな……) 沙織『まぁ、わかりました。とにかく今から適当に理由をつけて二人から退散しますゆえ』 京介「ああ」 37 以下、名無しにか - 2010/11/03(水) 22 46 21.10 ID pAVpcRNnO ~~~~高坂宅~~~~ 沙織「ごやっかいになるでござる」 京介「……なんというか、すまなかったな。うちの妹が」 沙織「いえいえっ、むしろ悪いのは拙者のほうでござって……」 京介「いや、みなまで言うな。……あんまり話したくないことなんだろう?」 京介(ま、自分が嫌われてる、だなんて話はしにくいだろうしな……しかも相談相手がその嫌ってるヤツの兄貴って……) 沙織「た、確かに話しづらい話題ではあるのでござるが」 京介「いや、だから嫌なら無理に話さなくてもいいって……」 沙織「しかし、誰かに言いたい、言ってしまいたい、と。心のどこかで思っているのも事実にござる」 京介(……?いっそ打ち明けちまったほうがラクだって場合もあるのか……?) 46 以下、名無しにか - 2010/11/03(水) 23 03 34.26 ID pAVpcRNnO 京介「……わかったよ。話す話さねぇはおまえの自由だ。好きにしな」 沙織「かたじけないでござる。……して、お話はきりりん氏と黒猫氏のことなのでござるが」 京介「ああ」 沙織「最近……、あの二人がですね……」 京介「……おう」 京介(……そうタメられると、こっちまで緊張するな……) 沙織「……ごくり」 京介(くっ……来るか……) 沙織「かんわいくてかんわいくて仕方ないのでござるよおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」 京介「」 64 以下、名無しにか - 2010/11/03(水) 23 30 29.63 ID pAVpcRNnO 京介「……は、ぁ?」 沙織「いや、ですから。最近のきりりん氏と黒猫氏の可愛さたるや人知を超えたるものとして君臨するそれは聖女のごときうんぬんかんぬん」 京介「…………違うのか」 沙織「ほぇ?」 京介「いや……、てっきり俺は、あいつらがおまえを嫌ってんじゃないかって勘繰っちまってて」 沙織「はぁ」 京介「だからちょっと気ィ効かせたつもりであいつらから遠ざけてみたんだが……」 沙織「……あー、これは、そういうことでござったか」 京介「すまん!カンペキに俺の早トチりだ!!」 沙織「いやいやそんな。確かに拙者、会う度お二人には目尻の上がった眼で見られてばかりのような気がするのでござるから、好かれているのかと言われると、実は好かれていないのかもしれないのでござる」 京介「え?」 沙織「いや、でも拙者そういうのも嫌いではござらんというか、むしろきりりん氏や黒猫氏のような可愛らしい乙女二人から嫌悪感こもった眼差しを受けることはいわゆるご褒美的なものとも……」 京介「……うわぁ」 69 以下、名無しにか - 2010/11/03(水) 23 47 49.91 ID pAVpcRNnO 沙織「さておき」クルッ 京介「ウッ」 沙織「人様のお宅にあがりこんでおいてこんなことをいうのもなにかと思われるでござろうが」 京介「……何だ」 沙織「きりりん氏の部屋はいずこに?」 京介「この部屋……俺の部屋の隣だが」 沙織「……入室の許可を、兄上殿」 京介「……好きにしろよ。ただし、後々バレねーようにしてくれりゃ別に構わん」 沙織「かたじけないっ♪」 70 以下、名無しにか - 2010/11/04(木) 00 02 02.35 ID zwWP1ha4O ~~~~桐乃の私室~~~~ 沙織「おお……なんという……」 京介「……」 沙織「き、京介氏っ!!」 京介「あ?」 沙織「あっ、あれはきりりん氏が普段使っているベッドにござるかっ?!」 京介「他に何に見える」 沙織「もし、京介氏っ!!拙者一生のお願いにござる!!あのベッドに寝転がってもよいでござろうか?!」 京介「いや、そりゃ否が応でも跡が残るだろうが……って人の妹のベッドで何する気だおまえ!!」 沙織「なにって……。ただの”くんかくんか”でござるが」 京介「ふざけてんのかテメェはぁーっ?!」 98 以下、名無しにか - 2010/11/04(木) 12 04 50.08 ID MQchbFz/0 沙織「ときに京介氏」 京介「お、おう」 沙織「京介氏は家族のいない自宅に女の子を連れ込んだ訳でござるが」 京介「おかしな言い方するんじゃねぇよっ!!」 沙織「これは今晩オッケーのサインであったりするのでござろうか?」 京介「ンなわけあるかーっ!!」 100 以下、名無しにか - 2010/11/04(木) 12 10 29.66 ID MQchbFz/0 沙織「なんだ」しゅん 京介「いやしゅんとするのとか勘弁してくれよ!!」 沙織「いやー、さすがの拙者も内心焦っていたのでござるよ」 京介「あん?」 沙織「いくら妹とはいえ、きりりん氏はかのような美貌とスタイルに恵まれ、黒猫氏はというとスタイルこそ発展途上ではあるものの長くて美しい黒髪を持ってござる。すると拙者には、二人に張り合えるものが何もござらんのでござる」 京介「沙織……」 沙織「だから、京介氏のお宅にお呼ばれいただいたときは、それはもう嬉しかったのでござるよ」 京介「そのわりには電話口じゃやけに淡白だったが」 沙織「それはネタの都合上にござる」 京介「ぬ……」 106 以下、名無しにか - 2010/11/04(木) 12 25 40.19 ID MQchbFz/0 京介「だが待ってくれ。正直いきなりすぎて頭ン中が混乱してる」 沙織「なぁ、実質三人に同時に告白されたも同然でござるからね。しかもうち一人は肉親ときた」 京介「うわーやめろやめろー!!」 沙織「……私が相手でよければ、その有耶無耶も忘れさせてあげるのでござるが」 京介「おかしなこと言うなっつってんだろぉが?!」 沙織「うーん、暈した言い方をすればよもや、とも思いましたが、なかなかどうして手強い京介氏」 京介「……」 199 以下、名無しにか - 2010/11/05(金) 11 08 18.38 ID XcYKHUsQO 沙織「では拙者の初めてを京介氏に捧げるとしますかなー」 京介「ま、待て!そういうのは順序をふんでだなぁ そ、それに俺達お互いのことよく知らないしさ… ってうわー!近っ!!」 沙織「京介氏…」 チュッ 沙織「ハッハハハハ、何されると思ったんですかなぁ京介氏ー 耳まで真っ赤ですぞー、可愛いですなぁ」 京介「さ、沙織!てめぇ、ふざけてやがんのか!!」 沙織「おっと、これは失礼致しました。 拙者、ふざけてなんかおりませぬ 最初からずっと真面目でござるよ」 京介「最初からってことは…」 沙織「うむ、京介氏のことが大好きでござるよ」 200 以下、名無しにか - 2010/11/05(金) 11 17 53.87 ID XcYKHUsQO … 沙織「それにしてもここまで鈍いとは、最早犯罪レベルですなぁ 後ろから刺されても文句は言えないでござるよ」 京介「またお前はそうやって人を…」 沙織「それは京介氏が可愛くていじりがいがあるのがいけないのですぞー」 京介「俺は可愛くもないしいじりがいもない!!」 京介「ったく、さっきのしおらしい沙織はどこにいったのやら…」 沙織「はて?それはどこの誰でござるか? 私こそが沙織・バジーナですぞー」 216 以下、名無しにか - 2010/11/05(金) 15 24 10.20 ID XcYKHUsQO ~沙織After~ 京介「ありがとうな、付き合わせちまって。」 沙織「いやいや、京介氏の頼みとあれば断る理由などあるわけないでござる。」 沙織「拙者にかかればPC関連からアニメにゲーム、マンガ、ホビーまで知らないことはないでござるよ。」 京介「ありがとう、早速申し訳ないんだが、うちに来てこいつを組み立ててくれないか?」 沙織「そんなこと朝飯前でござる、 京介氏がお茶でも持ってくる間にパパッと終わらしちゃうでござるよ」 京介「頼もしいな、幸い桐乃も合宿でいないし夜までかかっても大丈夫だ。」 231 以下、名無しにか - 2010/11/05(金) 17 04 57.01 ID XcYKHUsQO 沙織「と言われましても… 拙者基本的に欲しいものは自分で手にいれる性分でありまして…」 京介「うーん、ほんとになんでもいいんだが…」 沙織「ほんとに…なんでもいいんでござるか?」 京介「まぁ、高校生の俺が買える程度のものなら…なんでもいいぞ」 沙織「で、では…」 京介「なんだ、早く言ってみろよ。」 沙織「では拙者、京介氏からのキスが欲しいでござる///」 京介「ふぇ?」 沙織「ですから京介氏に拙者の唇を奪って欲しいでござる」 京介「あぁ、てっきり沙織のことだからMG1/60ウイングガンダムゼロカスタムでも欲しいと言われるのかと…」 沙織「そんなものいつでも買って貰えるでござるが それに1/60ウイングガンダムゼロカスタムなら既に所持してござる。」 京介「そうなのか、しかしキスか~」 259 以下、名無しにか - 2010/11/05(金) 23 57 48.59 ID XcYKHUsQO 沙織「拙者とキスするのは嫌でござるか…?」 京介「嫌じゃないんだが…」 沙織「やはり拙者の様なキモヲタ女とキスなんてできないとおっしゃるのですな!?」 京介「いや、そうじゃなくてだな …メガネをとって欲しいんだが」 … 京介「ダメか?」 沙織「これでよろしいのですか?」 京介「あぁ、ありがと …じゃあするぞ」 沙織「…はい」 京介(ヤバいヤバい、言ってみたもの素顔が可愛いすぎて直視できねー!) 沙織「どうなされました?」 京介「いやなんでもない///」 京介(いい加減腹括れ高坂京介…、いくぞ!!) ちゅっ 271 以下、名無しにか - 2010/11/06(土) 08 55 33.39 ID eAtheUprO 京介「イロイロありがとな沙織、大好きだぞ」 沙織「京介さん///」 沙織「私も京介さんが大好きですっ」 京介「おうっ、それにしても可愛いなぁ沙織は」 沙織「ふふっ、褒めても何もでませんよ」 京介「褒めたらもっと可愛くなるんじゃないか」 沙織「京介さんのバカッ///」 京介「なぁ、沙織?」 沙織「どうしました?」 京介「もう普段もそのメガネとってもいいんじゃないか 桐乃達にも見られたわけだし…」 沙織「そういうわけにはいきませんわ このメガネがあったからきりりんさんや黒猫さん… そして京介さんに逢えました だからこのメガネは思い出のつまった大切なメガネなんです」 京介「そっか」 沙織「それにこの姿は京介さんだけに見てほしいんです」 325 以下、名無しにか - 2010/11/07(日) 15 18 05.65 ID CD8iJM6PO … 沙織「某アニメ風に言えば『こんな姿、滅多に見せないんだからね』」 京介「沙織…可愛いぞ、大好きだ」 沙織「京介氏~、ありがとうでござる 拙者も大好きでござるよ」 京介「メガネかけてるし… ってか切替早いなw」 京介「うわ、いきなり抱き着くなよ///」 326 以下、名無しにか - 2010/11/07(日) 15 20 28.02 ID CD8iJM6PO 沙織「よいではないですか、 拙者と京介氏は最早相思相愛の仲 拙者達を阻むものなど何人たりともいないのでござるよ」 京介「いや、そういう意味じゃなくて…」 京介(俺にも心の準備ってものがあってだな…) 京介(それにしてもデカイな沙織は、 身長もだが特に胸が… こうもべったり抱き着かれると感触がこっちにもわかってしまうんだな、これが) 沙織「どうかしましたか、京介氏、 …むむっ、京介氏は今えっちなことを考えているでござる」 327 以下、名無しにか - 2010/11/07(日) 15 24 57.97 ID CD8iJM6PO 京介「えっ、そんなことは…」 京介(何故ばれたし…そういえば前も似たようなことあったなぁ、 沙織は読心術でも使えるのか!?) 沙織「拙者は京介氏のことならなんでもないわかるでござるよ」 沙織「そして今考えてることは『沙織、大好きだよ』でござるな」 京介「…沙織、大好きだ。愛してる」 沙織「え、あ、ありがとう…でござる///」 京介(相変わらず可愛い奴め) END
https://w.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/514.html
京介―― 京介―― 俺の名を呼ぶ声に、眠りの淵から意識が引き上げられる。 あと少し…もう少しだけ寝かせてくれ…。 などと思いつつ同時に、こんな感想が浮かぶからには半ば目醒めてきているんだなと自覚される。 どうにか開いた目を擦ろうとするが腕が動かない。 なんだ、麻痺?寝違えたか? 途端に眠気が飛び、痺れた腕を確認すべく体勢を変える。 と…何の事はない。すぐ隣でスヤスヤと眠る彼女が俺の腕を枕にしていた、という有りがちなオチだった。 起こさないよう、なるべく慎重かつ迅速に腕と枕(本物)とを入れ換える。 このまま眠る加奈子を観察していたくもあるが… 生理的欲求に衝き動かされ、そそくさと寝床を後にする。 用を足し、顔を洗うと、続いて喉の乾きをおぼえた。 昨日は殆ど体を動かしてないとはいえ、寝てた時間が長かったから逆に水分不足になってるのかもしれん。 結構な量、汗もかいたしなぁ……加奈子が目を醒ます前にシャワー浴びてきちまうか。 などと考えつつ冷蔵庫から麦茶を、否、今日はスポーツドリンクを手に取った。 思えば俺がこいつを消費するのって珍しいんじゃねーの? 誰の目もないのをいいことにコップは出さずそのままペットボトルをあおる。 くはー! 沁みるわ…… 瞬間、なぜか加奈子のことが気にかかった。 特に起きた気配はないようだが…ドリンクを戻して、布団へとって返す。 そこにはやはり寝こける加奈子の姿があった。 変わらない眺めに、不思議と強い安堵が湧きあがる。 別に何も不安要素なんて無かったハズだ。 胸の内を満たす安らぎの理由がよくわからないまま、加奈子に触れてみる。 ふにふに。 「んん…きょうすけ…らめぇ…」 案外眠りが浅いのか、加奈子は僅かに身じろぎして反応した。 らめぇ、ってな。お前はどこのエロゲの出だ。 夢の中で御満悦らしく、だめと言いながら嬉しそうにニヤけている。 洩らす寝言にすらエロちっくを滲ませるとか、まったく困った娘だ ……うん、シャワー浴びて来よう。そうしよう。 ざっと汗を流すと随分スッキリした。 昨日の不調も、丸一日休んで回復しているように思える。 おかげで貴重な連休を潰しちまったけどな。 まぁ仕方がない。これを教訓に体調管理にはもっと気をつけるとしよう。 戻ると加奈子はやはり起きていない。 寝返りをうってるんで、じきに起きる見込みはあるんだろうか。 休みだからって寝すぎじゃねえの?と思ったものの、確認したら時刻は7時。 昨夜は遅かったのを考慮すれば、まだ夢の中なのも無理はない。 俺のほうは昨日昼間も寝ていたため睡眠充分。で、さっき加奈子の寝言で起きたって訳だ。 現状把握して改めて加奈子に向き直る。 この間にも京介京介と二度三度寝言を発していて、 夢の中の俺は良い彼氏でいるかと心中で語りかけてしまったりもした。 ふと、シャツがはだけているのが目に止まる。 捲れた裾からヘソが覗いてやんの… 巾着にでもしてやろうか、そんな悪巧みを思い付いたが流石に自重する。 恋人にする悪戯じゃない。っていうか小学生みたいな発想してしまった自分を恥じる。 それでも露知らず眠る加奈子に先程の悪戯心を拭いきれず、ヘソにキスをくれてみた。 一丁前の変態だな俺。 正直リアクションが無いのが寂しい。一方的で悪いが起こしちまうとしよう。 しかし、呼び掛けても、頬をぺちぺちと叩いても、一向に目を醒ましてくれない。 これでどうだ!とばかり鼻を摘まんで待つことしばし……加奈子の表情がようやく苦味を帯びてきた。 「ナニすんだよ、ばかぁ…」 俺の悪戯を察知したのか、手首を掴み、それにしてはのそのそと起き上がる。目の焦点があっていない。 眠そうな半目で瞬きを繰り返すと、捕まえた手首と俺の顔とを交互に見やる。 文字通り悪戯がばれた子供のような立場の俺。内心恐る恐る声をかけた。 「お、おはよう、加奈子」 「…ん~…おはよ」 「でさあ、聞いてよね。京介ってば加奈子がまだかまだかって待ってるのに鼻摘まみやがったの!信じらんない!!」 「そ、そうかー、そりゃ怒るのも無理ないな、HAHAHA…」 どうやら現実での感覚を夢の内容と混同して御立腹だ。 助かった、と言っていいのか。夢の中の俺には無実の罪を被ってもらうことにした。 「ホントあったま来るな~。張り倒してやろうとして捕まえたら夢だったとか……ヘンな感じ」 釈然としないらしく尖ったままの加奈子、一度は放した俺の手を掴み直し 「ん。」 「え? なんだよ、ん、じゃわからねえ」 「わかれって…責任もって、ちゃんと続き…」 ふむ、ややこしい言い方してくれる。 目を閉じた加奈子のちょっと面白いキス待ち顔を1,2秒堪能して、今度は普通にマウストゥマウスで口づけを交わす。 起きぬけの不機嫌も何処へやら、しどけなく俺に寄りかかる加奈子の吐息はひどく甘かった。 ―――――――――――― ―――――――― ―――― 余韻に浸っていると、最中は鈍っていた感覚が正常に働きだす。 そういや腹が減ってきた……何気に時計を見れば既に8時を回っている。 どおりで。 最近思い知った事だが、Aだけの絡みでも時間が経つのを忘れるくらいのめり込むと結構消耗感あんだよな。 すぐ隣で未だ息を整えている加奈子も似たようなものじゃなかろうか。 額や首筋にうっすら汗を浮かべているのでシャワーを促す。 と同時に脳裡に閃きが走った。このシチュエーションは… 「じゃあ京介も一緒に」 「入りません。俺はおまえ起こすより前に済ませたよ」 「そっか、なんか良い匂いするなーって気がしてた」 つーかコイツはどうしてこうも俺を風呂に誘いたがるんだ? 前にもほぼ同じ様な会話があったし、何らかのこだわりでもあるのか。 にしても貞操観念薄すぎだろ。そう思って訊いてみる。 「テイソーカンネン??」 だめだコイツ…俺は先生として悲しいッ 「つまりだ。恋人同士とはいえそうも簡単に男を風呂に誘うのは軽はずみじゃないかってこった」 「そ、かな…彼氏の背中流してやるとか、洗いっこしたりとか、アタシ憧れだったんだけど」 そりゃ別に否定はしない、むしろ好ましく思える。 ただ問題なのは男女の仲になってない二人がそれで済むかって点だ。 エロゲならまず例外なくHシーン突入だしな。 「え゛っ」 「えっ、て何だ。そんな意外なことかよ」 「だって京介、キスより先しようとする素振りも無いし。アタシの体型じゃムラムラこねーのかなぁって…」 「やせ我慢してるだけだ。胸がなくたって欲情くらいするわ」 恥を忍んで心情告白する。 加奈子が自分に魅力がないと思い悩んでいたなら、そんなのは誤解だとわからせたい。 「む、胸がないは余計だっての!」 「…ぉぅ」 また怒られてしまった。 素直なだけじゃダメってことだな、懲りない俺である。 気を取り直して。 「そういう訳だから。気持ちは嬉しいが一緒に風呂はやめとこう。 加奈子だって、その状況の勢いで俺に…その、抱かれるのは、望むところじゃないだろ」 「そう言われると、そうかな……よくわかんないや」 「とりあえず納得しとけよ。お前がシャワー浴びてる間に俺は何か食べるもん用意しとくからさ」 「ん。サンキュ」 礼を言いつつ寝間着を脱いで、無造作にホイと放って行く。 ……まあ(俺が居る)部屋で下着まで脱いでかなかっただけよしとしておこう。 頃合いを見計らってバスルームへ「温度設定熱めにしてあるんで気をつけろ」と声をかける。 すると扉が少し開き、漏れ出る湯気と水音の向こうで加奈子は言った。 「悪いんだケド、何も持たないで来たからタオル用意しといてくんない?」 お安い御用だ。 「あと着替えも頼むわ。パンツの柄は京介の好みで選んでいいからさ~」 オーケィ…仰せのままに。 さて。 ハプニングエロス的な一悶着はあったが、ここは食欲の優勢に任せてメシの用意を。 もし朝起きてすぐメシを食ったなら、そして満腹になった後でさっきみたいな絡みになってたなら… そう考えると危ないとこだったのかもしれん。 三大欲求の微妙なバランスに感謝して、食材を確認する。 ふむ、今朝はパンだな。時間もかけないほうがいいだろ。 例によって大雑把に切り分けた野菜でサラダをでっち上げ、見た目がやや寂しいのでハムをのせる。 インスタントスープの素にワカメやらネギやらを散らして出来上がりだ。 この間数分。 トーストは加奈子が風呂あがってからのがいいな、予熱だけに止めておく。 そして残すは承った指令である。 タンスの加奈子用の引き出しに手をかけ…無論ここに俺が触れるのは初めてだ…一思いに、開くっ! 随分買い込んでやんの。 さっきああ言った手前パンツ選びごときで興奮するのは癪だし、目移りする間も置かず一枚を手にする。 ブラが別の棚でなかったのは幸いだった。 ついでに上着も持ってってやろう。 テキトーに持ってきたので俺の好みかどうかはなんとも言えないが… アイツ自身の好みで買ったものには違いない、ダメ出しをもらう心配はないはずだ。 「上がったよー」 「ああ、ちょうど今からパン焼い…て… あんでシャツしか着てないのおまえ!!? 下も履けください? 「この組み合わせはイマイチっしょ。それに、家の中で誰の目があるでもないんだし、いいじゃん」 「」 いやいやいや俺の目があるし。 それこそ家の中なんだから部屋までそれ履いてくりゃいいじゃねえか 「そんな固いこと言うなって。あ、そうそう、京介の好みってこういうのだったんだ。憶えとく」 薄黄色の下着にかろうじて覆い被さっていたシャツの裾を摘まみ上げ(!) パタパタと風を送りながら「ひゃー涼しー」とか言って、加奈子は部屋に戻っていく。 チクショウ……アイツわかってねぇ… あーもう。 あーもう! 何なんだあの無頓着さは。 泣けそうになってきたのはネギを刻んだのが理由ではなかった 焼きあがったトーストにマーガリンを塗り、 一応加奈子がジャムを食べたいと言うのに備えてあとは火を通さずにおく。 サラダにドレッシングをまぶして、菜箸で和え続ける。 無心だ。無心になれ京介。 そうこうしているうちに加奈子が着替えを終えてやってくる。 そう、それで良いんだ、まいはにー。 仮にまた破廉恥な格好でこっちに来たら、ひん剥いて押し倒してワッフルワッフルだったね。間違いない 「わ、今日も美味そう。やるなぁ京介」 「ンな大したもんじゃねえって。ほら、座れよ」 小さな折り畳みのテーブルは二人ぶんの食器でたちまち埋まる。 加奈子がいただきますと手をあわせるのを見届けて、ようやく俺も人心地ついた。 ムシャムシャと景気よく食う姿が、なんか良いなと思う。 食い方が汚かったりしたら論外だが、あまりお上品でも食卓を同じくするには気が引ける。 口の周りについたドレッシングを指で拭い、チロッと舌で舐めとる加奈子につい笑いが零れた。 「なに、急に?」 「んにゃ。お気に召したようで良かった」 「? ん、美味いよ。おかわり」 「ほい」 椀にスープをよそってやると、加奈子のやつ、箸先をくわえてカクンカクンさせてやがる。 「おい、よせよ」 「痛ゃっ」 間髪入れず箸を引き抜き、少しばかり低い声を作って注意する。 「イテテ…ちょっち行儀よくなかったか。そんな怒るなってば」 「怒るわ。もうするな」 「むぅ」 拗ねかける加奈子に、説いて聞かせておく。 「何も行儀とか作法とかそんなこたぁ言ってねえ。 あのまま手や皿が当たったり、あるいは倒れたりしたら、箸が貫通しちまうだろ。危ねんだ、単純に」 ジェスチャーをまじえて話すと加奈子にももしもの場合が想像できたようで、渋面を見せた。 「あんな仕草ひとつでも一生ものの怪我とかなりかねん、俺の目の黒いうちは見過ごさねーぞ?」 「あ……うん」 自分の不明を反省しているのか、持ち直した箸でサラダの皿をトントンと突っついている。 「あのさ、それってさ…」 「おう」 「この先ずっと、ってことだよな?」 「当ったり前だ。一度ついた癖はなかなか抜けないって言うし、キッチリ見張ってるから覚悟しとけ」 「……うん、わかった」 珍しく聞けた殊勝な返事に満足して、食事を続ける。 それから加奈子が何度かチラチラとこっちに視線を送ってたが、ありゃ何だったんだろうな?? 腹が減っては戦はできぬ。 でもって今まさにその空腹が満たされた。 戦とは言わないが、どっか出掛けよう…というアバウトな方向性で同意する。 「改めてすまんかった。GWの初っ端から貴重な休みを不意にしちまって」 「いいよ、そんなん。長引かなかったんだからノープロブレムでしょ」 「なん…だと…加奈子が自然に英語を…」 「ちょっと、そこまでオーバーアクションすることないんじゃね」 とか何とかバカっぽい応酬をしつつ食器の片付けに取りかかる。 そんな中、いきなり加奈子の動きが止まった。うぅ…と辛そうに呻く。 「おい、どうした、しっかりしろ。腹痛か?それとも咽に詰まったりしたか?」 何しろ急のことで俺が取り乱しかけると、加奈子は震えながら眉間に皺をよせて告げた。 「足がしびれて動けない……京介たすけてぇ…」 人騒がせな恋人に手を貸し、足を崩して楽な姿勢を取れるようにする。 あーあーあ、涙目になってやんの。 これは笑っちゃまずいな。根にもたれそうだ。 片付けは俺に任せろー(バリバリ)と行きたいとこだったが、 「待ってって。こんな状態で置いてくなー」 可愛い駄々をこねられてしまい、隣についてることにした。 「俺が傍にいても、してやれる事なんてないだろうに」 「いーの。傍にいるだけで」 かなり恥ずかしい台詞をさらっと言い放ち、 でもやっぱり本人も恥ずかしかったらしく明らかに紅潮した顔を隠すように俺の胸にポスンともたれかかる 「……ただくっついてるだけでこんな幸せなんて、おっかしいよね」 「奇遇だな。俺も同じこと言おうとしてた」 「きょうすけ、…すき」 「ちょっ、そこスリスリするなwwくすぐってえwwww」 ―――――――――――― ―――――――― ―――― 再びいくらか時が過ぎた。 といっても、スイッチ入った加奈子の好き好き攻勢に終始圧倒されるばかりの俺には時計を確かめる余裕などなく …ってゆーか加奈子は御満悦のようで安らいだ顔を無防備に晒してるが、 俺はこのいきり立ったリヴァイアサンとどう折り合いをつければいいのかテルミーハウ… あんだけ熱烈にイチャついてなお劣情を催さないってんだから、男と女の違いの神秘的なことよ。 正しくは「俺と加奈子の」か。 それは身体構造的なものなのか、それともメンタルなものなのか… なんて理屈っぽい思考を敢えて組み立てて、荒れる海がおさまるのをジッと待った。 さっぱりした顔しやがって。うらやまけしからん。 一矢報いるのも許されない俺の身にもなってよね いや、加奈子のことだから、その一矢を受け容れようとするかもしれない…… そんな想定もまた本意でないのだ。甚だ厄介。 この後どうするかは決めてないものの、 今日加奈子を家に帰したら部屋に戻って加奈子ブリッジ大佐しかないな。うん、よし。 自己完結しているうちに、あらぶるリヴァイアサンは次第に鎮静化していた。 これで今しばらくは加奈子との物理的接触も賢者のように(あるいは修験者のように)やり過ごせるだろう。 それにつけても、好いた惚れたの一筋縄で行かないこと。 加奈子に気付かれないよう注意しつつ、溜め息を吐いてしまうのだった。 ♪~~♪~ もういい加減外に出ようぜと促し、ようやく支度にかかる。 あいつもようやく切り換えができたようで今は鼻唄まじりで鏡に向かっていた。 髪止めをくわえ(横着者め…)結び目を迷う風に顔の向きを細かく変えては房を作り直している。 手入れが面倒だと言うだけあって綺麗な髪だ。気付けばひとすくい手に取っている俺がいた 「? どったの?」 いきなり支度を妨げたことを咎められるかと思ったが、心配無用だった。 というか鏡で後ろの俺も視界に写ってるわけだから文字通り見え見えだったのか。 気恥ずかしさから少しのあいだ口ごもってしまうと 「なによー、黙っちゃって。ひょっとしてアレ? 加奈子の可愛さに思わず手が出ちゃったってやつ?」 鏡越しに、ニシシと得意げに笑いを覗かせる。 甘ちゃんな面を見せる機会も増えたが、容姿に関して自信家なとこはコイツの本質らしい。 まぁ…認めないではない、うん 「お前の髪があんまり綺麗に見えて、つい、な」 「そ、そう? 面と向かって言われると照れるってば」/// こんな何気無い一言に反応してわずかに俯き頬を赤らめる。 彼氏としての贔屓目を抜きにしても加奈子の髪は綺麗だから、 俺以外に褒められたりチヤホヤされたりすることもあったろうと察するが… 今この場でこいつの浮かべている表情は、そこに窺える感情は、 俺に対してだけのものと自惚れてしまっていいんだろうか。 胸熱というやつが実感される さっきの姿勢で加奈子の髪を手にしたままだった。 柄にもなく高鳴る鼓動に身を任せて妙なことを口走ってしまう 「なあ。髪結ぶの、やってみていいか…?」 一拍置いて、戸惑いを滲ませた返事が戻る。 「い、いーよ、京介がそんなにしたいなら。でもあんまり強くしたらダメだかんね」 「わかってる。なるべく優しくするさ」 「……なんかその言い方、エロい」 …オモエモナー 加奈子、やたら座りが悪そうにそわそわモジモジしている。 そんなにか?勘弁してくれ、こっちにまで伝染しちまうじゃねーか。 鏡越しの会話は続く 「んな固くなるなって。別に、後ろからとって食おうってわけじゃないだろ」 「そーかもだけど」 「かもってww お前の期待するような悪戯心はもってねーよ。残念だったな」 「期待なんかしてないしっ……ふーん、無いんだ…」 一転、明らかに拗ねてみせる。 いやわざとじゃないんだろうな。 いかんぞ。せっかく苦心して落ち着いて接せられるように自制したってのに。 そういう男心を煽る仕草は見せてくれるな 「場所は、このあたりでいいのか?」 「ん、もうちょい下……イタッ」 「え。悪ぃ」 引っ張っちまってたか。思ったより解らないもんだな、長い髪の感覚って。 「痛くしないって言ったじゃん…うそつきー」 「面目ない」 向き直り手の甲をつままれる。どうやらお怒りを買ってしまった。 「前に言ったっしょぉ。髪は女の命だっつーの。デリケートなんだから」 「あー、そんなやりとりもあったっけ。懐かしいなおい」 「コラ、誤魔化せると思うな~」 誤魔化そうなんて思っちゃいないが。 プリプリしている加奈子に、不思議と、その……嗜虐心が刺激された。 「んな眉間に皺寄せんな、許してくれよ、っと」 子供を叱るように俺の手を捻りあげようとする加奈子の腕を逆に取って、それを軸に再び後ろへ回り込む。 もう一度、手触りの良い長髪を掬い上げて すかさずうなじにキスを食らわした。どうよ! あー、あれ? ナニやっちゃってんの俺。 『どうよ』じゃねーって 「…やっぱり京介はうそつきだ」 ですよねー
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/1579.html
551 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/03(水) 13 44 22.59 ID J4TTTUWEP きりりんの京介の起こし方は妹婚してもやはり馬乗りなのだろうか? 「おはよ。京介」 「・・・おはよう桐乃。てかさ、いい加減この起こし方やめね?」 「なんで?」 「いや、なんつーか、こう、男は朝は色々大変でしてね?」 「ふーん・・・それって、これ?」グリグリ 「はう!?ちょ、やめろって!」 こんな感じで朝からいちゃいちゃしてればいいと思います 593 名前:551:2012/10/04(木) 00 14 22.87 ID lMvZfLwvP 551の続きとしてはこんなのを想像してたわけですがw 桐乃「うりうりw」グリグリ 京介「ひぃ!?だからへそをいじくるのはやめろ! 毎度毎度子供の頃みたいな悪戯しやがって!」 桐乃「へそ出したまま寝坊してるあんたが悪い。 せっかく作ったご飯が冷めちゃうでしょ!」コチョコチョ 京介「ひいいい!くすぐったい!悪かった!悪かったからやめてくれ!!腹がよじれる!」 桐乃「もう寝坊しない?」 京介「しないしない!」 桐乃「本当?」 京介「本当だって!」 桐乃「・・・しかたないなあ」スッ 京介「はー、はー、朝から余計な体力使っちまったぜ・・・(グッタリ) ・・・・・・あのぅ、桐乃さん?何でまだ降りてくれないので?」 桐乃「・・・ちゅー」 京介「は?」 桐乃「もう絶対に寝坊しないって誓いのちゅーしてくれたら、降りたげる」 京介「・・・しかたねえな。寝坊しちまった俺が悪いんだしな」 桐乃「そう。あんたが悪いんだから――」 京・桐(チュッ) 京介「――ほら、朝飯にしようぜ。俺腹減っちまった」 桐乃「だめ。もう一回」 京介「・・・・・・飯、冷めちまうぞ」 桐乃「もう冷めちゃったし。ちょっと遅くなったって一緒でしょ」 京介「・・・・・・それもそうか」 ・・・・・・もう一日中ちゅっちゅしてればいいんじゃないかなって書きながら思ってしまったw ----------